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心友

ある婚活パーティー。


その頃の私は婚活をしていた側だった。


パーティ^-会場に行くと男性は11人いるのに女性は2人だった。
本当は女性は3人のはずがドタキャンしたせいだと主催者側がいう。


当日は台風だから、ほとんどの女性がドタキャンしたらしい。
その頃の私はいえば、何でもいいから行けるパーティーがあるならどこでもいいと思っていた。


台風があるからといって、電車が止まらなければ大したことはないんだから・・・、とご気楽に思っていた。


パーティーが終わる頃には、もう一人の女性はすごく怒っていた。
「こんな天候でもきたのに、私が思う人がいない!」と、時間が経ったらさっさと会場を後にした。


私は、そんな彼女の言動にポカンとして、しばらく黙っていた。


「お茶、飲みにいきませんか?」
3人の男性からお誘いがきたのは、そんなときだった。


台風が到来している梅田は、どこへいっても喫茶店は満員だった。


あるホテルのレストランが時間制限があるが入れることがわかり、私達4人は入店することにした。


それから、話がおわって解散したけれど、実際に後日にあったのは一人だけだった。


それからは、電話をかけあうようになったが、仕事の合間に相手がかけることのほうが多くなった。


そんなある日、娘さんを紹介すると電話でいわれてでた彼女の一声が「お父さんを騙さないで!」だった。


バツイチの彼は、婚活仲間だと思っていたが婚活の相手だと思っていなかった私には衝撃的な展開だった。


それからも電話で彼と話すということが習慣になりつつあるなか、私がかけると彼の携帯電話には娘さんがでてきた。


女性の声に不審を抱いた彼女が電話をとったようだが、私とわかると急に態度が変わり、笑いながら対応してくれた。


それから、1年半後。
彼は結婚した。


お相手は、私の境遇によくにた人だった。
彼は、結婚相手の彼女を私に紹介したいといってくれた。


異性の友人は、婚活が終われば友情も終わるといったが、彼は私は大事な心友だからといってくれた。
結婚相手にあうまで、婚活を放棄しようとした彼を励ましてくれ続けたからだともいってくれた。


それでも、異性の友人だからこそ私は結婚相手の方のことも思い、私一人で会うことを避けて、もう一人の友人を連れてくることについて、彼に許可をもらった。


その友人は、彼のことは何も知らなかったからだった。


4人で会って、和やかに話をしたつもりだったが、突然に結婚相手の彼女が怒った顔をして無言で立ち去った。
その後を追うように彼がでていった。


後に残ったのは、私と友人だけだった。


「もしかして、元カノと間違われたんじゃない?」と友人がいった。
たんなる友人だったのに・・・。


それからは、連絡をとらないようにした。


彼の知り合いから、結婚後の彼らの生活ぶりを聞いた。
幸せに暮らしていて、娘さんとの仲も良好らしい。


彼女にとって、私が敵だと判断したならそれでいい。
本当に私が、彼の彼女であったなら、あなたと彼は結婚していなかったでしょうに・・・。


心友の幸せを祈るしかない。