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幻の女

たまたま知り合った女性は、年下の女性だった。


一人っ子で、お父様が大好きだったという彼女は、お母様を支えて暮らしているということだった。


私と話している間に友達として付き合うようになり、やがて彼女は自分の親友だという女性も会わせてくれた。


やがて、介護が必要となった彼女のお母様の施設探しを一緒にしてほしいといわれた。
けれど、私はただ彼女に付き合っているだけだった。


それから数年間というものの、彼女はどんどん変わっていった。
いや、私がそう思うだけで当人は変わっていなかったのかもしれない。


ある日の彼女の誕生日にささやかなプレゼントを私がしたときに、「私は今は無職だけれど、あなたの誕生日祝いをしてあげたい!」といってきた。


そんな豪華な場所はいらないという私に「馬鹿にしないで、それぐらいはできるから・・・」そういった翌月から新しいバイトが見つかったと働きだした彼女だったが、私を梅田に呼び出して2時間少し待たされるはめになった。


せめて、メールぐらいという私に「突然に残業を言われたし、連絡できる時間がなかった。私、バイトだから立場が弱いんだ」といった。


次の彼女の誕生日も、同じようなことをいってきた。
結局、私だけが彼女の誕生日にプレゼントを渡していた。


会うたびに、服装がおかしくなる彼女が私にいった。
「私が幸せだったのは震災のときだけよ。あの時は働かなくても、みんなが親切にしてくれてなにも不自由がなかったもの。」


そんな彼女の言葉に少しあきれてしまった。
もうそのころの彼女は平気で待ち合わせ時間から数十分も遅刻するという状態だった。


最後にあったときは、私に訳のわからないことでごちゃごちゃと彼女が怒りだしていた。
この彼女の言動に私ともう一人の友人が唖然とした。


その時の友人と私は「もう関わらないほうがいいみたい。」という結論をだしたほどだった。


それからすぐ後に彼女から連絡がきて、今度は彼女と彼女の親友を連れていってといわれた。
今度は彼女の友人の前で私を罵倒する気だろうか。
そもそも平気で遅刻するくせがあるなら、バイトは無理だろう。


前日の夜から朝に近い時間まで電話をきらない、それで遅刻は平気なのは仕事をしてないからなのかも。
ごちゃごちゃ言って、会計のときにいないのも変。


友人という仮面をかぶった幻の女は、利用できるものはなんでも利用するのだろう。
この女性の正体は、人間ではなくモンスターだと思うようにした。