無言
その年配の男性はとても立派な経歴の持ち主でした。
そのせいか、プライドが高く、10歳以上年下の女性でも「おばはん」扱いをするという失礼なことをする男性でした。
男女に関係なく、他人をあごで扱うような年配男性の口調を私は注意したものでした。
そんな彼もやっと真摯に婚活をする気になったと思った頃です。
年配男性の身内に不幸があり、そのことで奔走しているであろう頃、同時に離婚して離れてしまった子供さん探しを年配男性はしていたようでした。
おそらく、離婚した際に奥様の元で育っておられたであろう子供さんも成人した頃だからこそ、子供さんの意思で父親に会いにきてほしいと願ってのことだったのでしょう。
それほど年配男性は、気ままに転居を繰り返していたようでした。
「離れていた子供と会えるので・・・。」というメールを受け取った半年後、再び年配男性とお会いしたときはびっくりしました。
これまで注意してきた年配男性の悪癖は、完全に表にでる態度をとられていました。
僭越ながら、これまでの私からの注意は無になり、今までのように注意されれば改めようという態度もないように思われました。
ご自身のペースで婚活もしくは、なんらかの活動をされたいと今後も思われるであろう年配男性に贈る言葉が見つかりませんでした。
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