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遠くの子供より近くの他人

昨日、90歳になる近所の女性が私のところに訪ねてこられました。


「おしどり夫婦」といってもよいほどの仲よし夫妻だったのですが、先月、旦那さんを病気で亡くされました。


こういうときって、静かにしてほしいし、何かしないといられないし、複雑なんですよね。
私も母を亡くしていますから気持ちはわかるつもりでした。


で・・・、お食事に誘ってみましたが、そんな心境ではないようなので・・・、遠慮しておりました。


だけど昨日は彼女自身から私のところにこられました。


「あの・・・、教えて欲しいんですけれど・・・、なにせあなたは先輩ですから・・・。」
と言われるので・・・。


えっ⁈と思わず声をだしてしまいました。


彼女からしたら私はひよっこのはずなのに・・・。


彼女の用事を聞き、それなりの対応をさせて頂きました。
彼女曰く、「子供にずいぶん手数をかけたので、これぐらいはと思ったけれど・・・、お願いできるひとがいなくて・・・、ごめんなさいね。」
というものでした。


一時のことを思えば、かなりやつれていらっしゃいました。
おそらく、食事も何を食べているのか自覚がないほどの精神状態なのかもしれません。


逝った人が合いにきてくれるはずもなく、
こちらから行けば、帰ることもできないのでいくこともできません。
そのもどかしさ・・・、
夢でしか会えない、けれどほとんど会えない、


私なんかは母に会いたいけれど、成仏の妨げになってもいけないと思う日があり、
それでいて、無性に会って話したいということもあります。


人の心は思い出に支えられ、思い出だけでは生きてはいけない・・・、そう自分に言い聞かせている今日この頃です。