友人からラインで食事に行こう♪というお誘い。
でも・・・コロナなのに大丈夫なのかな???

そして、意外にもご招待なのだそうです。
彼女の茶道の先生ご夫妻からだそうで、彼女が行くのはわかるけれど、何故に私も？？？

それからは、大騒ぎ
祇園での料亭、昼食会とはいえ、初対面の方々。
この季節は、単衣の着物に塩瀬帯。
これが常識？
母の着物だけでも100着以上あるけれど、意外にも単衣の着物が少なく、探すのが大変。

それにコロナのこともあって、しばらく着ていませんから、小物の用意をしていたことも忘れている始末。
あっ、コーリンベルト（衿のあわいさを決めるもの）も一つボケている！

約束の日がくるまで、私が他の用事にかまけて、こちらを後回しにした罰と言わんばかりに、当日の3時間前にようやく探し出す始末。

いつもなら２，3日前に準備するのに・・・と、自分のずぼらな性格を恨むばかり。
辺りはまさしく「絹の海」
帰ったら大変！
もう間に合わないと思った頃、お目当ての着物を発見！
神様、仏様、母上様に感謝！

ついでに、5月は塩瀬帯でも、それは祇園のしきたり。
一般は、ちりめん帯が上品だと言っていた母の言葉を思い出し、急遽ちりめん帯に・・・。

一応、自分で着れたものも、一人で着ると・・・＾＾；
お太鼓をつくるのに手が届かなくなったなんて言ってはいられない。
必殺！誤魔化しちゃえ！

茶道の先生夫妻のおもてなしは、とても豪華。
でてくるお料理の手のこんだこと・・・。
しかも、私のアレルギー体質までリサーチ済という、気の使いように、頭が下がる想い。
穏やかな時間に、私の粗雑さが露呈した時間。

食事会が終わって、友人が「お疲れ様、ゆっくり休んでね。」と言ってくれた。
けれど・・・、普段着に着替えて、また家を飛び出す。

なんだか、久しぶりに花街に行ったけれど、夜と違って昼の景色もいいものかも・・・。
ちなみに、お料理の説明も給仕も、すべて料理人さんたちがやってくださいました。
これもコロナのご時世のせいかな？