身内の心
「私は母親じゃないんですけれど・・・、もう適齢期を超えているのに本人はのんきで・・・、だから心配で、心配で。」
そういって事務所にこられる方がいらっしゃいます。
近頃では珍しいことではありません。
親戚である人が「結婚」というキーワードをいうと、ご本人はその話題を避けてしまわれるのです。
つまり、気に入らないのです。
親戚の方ではありません。
自分の肩にかかっている仕事やご本人の悩みなど誰もわかってもらえないのです。
もちろん、そういう方は責任感が強いので人前で弱音をはかない人が多いのです。
身内の方が心配される対象の人は圧倒的に女性が多く、2、3割が男性です。
この方たちが、何故結婚の話題を避けるかといえば、理由はいろいろあるでしょうが最も大きな要因は異性を信頼していないのです。
失恋したり、裏切られたり、それよりも根強いのは大人になるまでの自分が見聞きした経験です。
そして、彼らが最も嫌がるのが世間体という言葉です。
それは、もう十分に自分が頑張ってきたのに、、まだ世間体を気にしなければならないのか?窮屈でしかたがない・・・という叫びです。
こんな状態の人が婚活に目覚めるのは、同じ感覚をもつ人がそばにきたときです。
彼らは特別な人ではありません。
むしろ、優秀な人が多いくらいです。
滞在的には、本当に結婚したいと願っていらっしゃいます。
それでも、タイミングが大事です。
同じ感覚をもった人間でも、うっとしいと思うときもあります。
心の奥深くまでは、本人といえどもわからない・・・、これが人間がもつ不思議の一つではないでしょうか?
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