マスクがある日常
春の桜が散ってしまいました。
いえ、ソメイヨシノの桜が散ったといったほうがいいでしょう。
今年の春も、きれいな景色を見て、いろんな場所にいく予定でした。
そう、ここ数年でやっとそんな環境になったのですが・・・。
ハッピーウイングでは、テレビ会議室システムを利用した、バーチャルお見合いをしていますが・・・。
まだまだシステムを利用する人は少ないといった感じです。
リアルに会うほうが、お互いがわかりますから・・・。
結局は、同県や同市の人、もしくは勇気をもってきてくださる男性の存在に、お見合い成立を頼るしかないのかもしれません。
こんな状態の日々なので、亡くなってから殆ど触ることのなかった母の遺品をちょっとだけ箱から出してみました。
「非常時緊急用」と書いてあった箱をあけると・・・。
お菓子やレトルト製品、ラーメンなどの非常食が入っていました。
いずれも、日数が経ちすぎて・・・廃棄
箱の底に、小さな箱を3つ見つけました。
その箱は、すこし潰れていました。
出してみると軽いのです・・・すごく!
箱には英文で書かれた商品タイトルと説明も英文。
そばに母のメモ書きが・・・。
「困った時に使いなさい。」と書かれていました。
日付は、30年前のものでした。
現在の一般に市販されているものではない・・・、そう、マスクです!
みんながマスクが購入できなくて困っているという最中に、思わず有難いと思いました。
私たち兄弟の人数分・・・公平に1箱づつ分けられる数です。
病院関係者の友人にマスクを見てもらったら、昔の医療用マスクだということがわかりました。
母は、戦時中は医学生でした。
しかし、後に体調を壊してしまい、医師になることを断念した人でした。
おそらく、昔の友人か誰かのツテで入手したマスクだったのでしょう。
この医療用マスクにはゴムがありません。
友人に教えてもらってから使おうと思います。
数年前に亡くなった母は、現状を知ることなく逝ってしまいましたが・・・まさか、予想していたのでしょうか?
安倍首相の小さなマスクも有難いけれど、数からすれば母が遺してくれたマスクのほうが最強かも・・・です。
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