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悲しい思い出1

いつも、救急車が走ってくるたびに中はどうなっているのだろうか?と遠くから見つめていた。


10年前のある日、数か月から容態が悪くなった母はここ数日食事すらも受け付けずにいた。
私は毎日のように通院を母と一緒にしたが、原因がわからないままとなっていた。


ついに食事は受け付けずジュースのみの日々となったある日、母はジュースすらも受け付けなくなり、倒れてしまった。


弟を呼び、救急車を呼んでもらった。


冬の寒い玄関口は外気が入るというのに、母はそこで崩れるように転んでしまった。


もはや、私一人では介助できず弟といえども無理の状態だった。


目を離せない私の代わりに、救急車がくるまでと奥から布団を数枚持ってきて、母の身体をぐるぐる巻きにしてくれた。


救急車がきた。


私は前もって病院にかけていたので、救命士の方に伝えた。


救急車・・・、はじめて中をちゃんとみた。


家族の介添えは一人しか乗ることはできなかった。


救急車が出ていく頃、車両から外を見ると弟がなすすべもなく、たたずんでいた。

羨望の目

昨日は久しぶりのお出かけ?となった。


いや、正確にいえば単なる外出となる。


久しぶりに京都に帰ってきたA子さんと夕食を共にした。


相変わらず旦那さんのヤキモチが止まらないらしく、彼女はそんな旦那さんが嫌になるという。


私はせっかくなのだから少しはゆっくりしたいと思うが、A子さんは旦那さんが待っているからと帰ってしまった。


A子さんの旦那さんはお金持ちだけど、A子さんには何もしてあげていないようだった。


A子さんはお金持ちの家の奥さん、そう呼ばれているけれど・・・、私と共に遊びにいった頃に戻りたいという。



あの頃の私たちは、お金持ちの彼氏を作って結婚するんだと2人で語り合っていた。


そして、その願いを叶えたのはA子さんだけだったのに・・・。


お金持ちの奥さんのA子さんが、いつになく私を羨ましがる視線を投げかけるていた。


私の戸惑いのひとときだった。

すれ違いの街2

どうしたらいいですか?」彼女は先ほどからそんな言葉を繰り返しながら、ようやくペンを持った。


他所での結婚相談所で大金を投じたという彼女、お見合いの会員期間が過ぎる前から他所のところから再勧誘をされていたという。


「お見合いの相手はおじさんばかりで、自分の年齢に近い人とはお見合いが組めないから・・・。」


そう私に彼女は語りかけてきた。


話が一段落ついた頃、再び彼女は私に言った。


「もし可能ならついてきてもらえませんか?」


不安がる彼女は、今日は他所のところのお見合いだという。


立ち合いをするという他所のスタッフを断ったという。


まだ入会はしていない彼女だが、とりあえず付き添うことにした。


本当に感じのよい普通の男性が現れた。


しかし・・・、彼の話にはつじつまが合わない・・・、もう一度彼女に問うと、実は他所のところではなく他のところで知り合ったという。


それなら、お見合い?デートだった?
不思議な時間は続く・・・。


正式なお見合いなら私はすぐに引き下がるのが本来だけど・・・。


普通の男性かもしれないが、彼女との縁はないように思えた。


このさみしがり屋同士の男女でも、お互いに安らぎを感じていないのは、初対面の私でもわかってしまった。


私が彼に質問しているうちに彼女も気づいたという・・・、ちゃんと向き合える男性を一緒に探そう!


彼女とは、そう言って私は別れた。