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仕事と婚活

「若くて綺麗な女性ばかり選んでどうするの⁈理想はわかるけれど、一回り以下の綺麗な女性ばかり選んで申し込む以外に・・・、せめて7,8歳下の女性も申し込むべきじゃないの?」彼へのアドバイスは当たり前すぎて、もう飽き飽きですよと言いたげな男性会員A.




大手企業に勤める彼は年収も、そこそこ良いほう。
けれど、世の中の男性には上には上がいる。
イケメンで彼よりも若い、その上年収も上はいる。
それでも、イケメンでもない彼でも年収が良いせいか、いくらかのお見合いは成立していた。




しかし、それは私の視点。
彼は、自分がモテるといつの頃からか思うようになっていた。
彼は何度となく、「今の仕事は大変だから、休日は旅行をするのが楽しみなんです。」
というA.
お見合い日程を調整するにも。彼の旅行日程が優先。
休日の全日程が旅行にあてる気なら、お見合い相手に悪いから退会しなさい!と怒ったこともあった。




それから約1年がたった・・・。
半年前にAの態度があんまりだったので、お見合い相手に迷惑をかけると思い、Aの更新をしないようにした。




半年後、久しぶりに会ったAは私に対して態度を変えていた。
「どうしたらいいんでしょう?何もかもうまくいかなくなりました!」
そういうとAは、私の前にあった椅子に座りしゃがみこんでしまった。




理由を尋ねたら、Aはまるで機関銃のようにこれまでのことを話し出した。




なんと一流企業の会社をAは辞めていた。
理由は、旅行三昧したいということだった。
そしてAは、中途採用を募集していた小さな旅行会社に就職した。




これまでのAの年収のほぼ半分となり、休日は出勤となった。
Aは、その時初めて婚活ができないことに気付いたという。




そして年収が減ったAには、誰も振り向かなくなったという。
急に寂しくなったAは、私がくるであろう場所に待っていたという。
私は静かにAに言った。
「以前にいったでしょう?休日の全日程を旅行にあてる気なら・・・と、私の話は聞いていたかな?世間の休日は旅行会社の出勤日。朝早くから行程のチェック、連絡、お弁当の販売、手配は当たり前だよね?大手の旅行会社でも食事の手配は当たり前。
もう何度も利用しているからわかるよね?
40過ぎた男の決断なのだから、自分で責任とるしかないじゃないの?
これまでのお見合い相手、7,8歳年下女性なんて、高嶺の花になっちゃったね?」




それでも何とかして欲しいというAを残し、私は本来の用事をしに行った。
この状態となった後ではどうにもならない、と私は思った。




人は急には変われない。
Aの環境が変わっても、AはAだ。
お見合いの場において、男性は年収が下がれば致命傷となる。
まして、世間の休日に会わせられなければ条件は狭くなる。
休日に合わせられない仕事でも、それなりの年収なら、少しは道が開ける。
Aは2つ全て失った。




アドバイスを全く聞かなかったAだから、今度こそ自分の判断で行って欲しいものだ。