批判を浴びて
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10年来の彼女の闇は突き進んでいった。
その女性にとって、私という人物がどんどん塗り替えていかれた。
例えば「普通の人間」→「金持ち」
「親戚の子供を一時期に育てた経験がある」→「スーパー子育て達人」「バリバリ仕事をこなしながら介護も達人」
「鬱の経験あり、薬を一度飲んだ経験あり」→「鬱らしい経験はあるというが、薬も飲んだことのない嘘つき」
「旅行はするが、殆どが介護のためバスから降りれなかった」→「旅行は、あちこち行ってきた自由人」
私は、この女性と10年の年月を何について話してきただろうか?
何一つ会話が成り立たない。
「嫉み」妬み」「被害妄想」
彼女は全て「決めた!」といった男性に突き進んでは、ストレスのカタマリとなっていった。
最近になって、実に2年ぶりに姿を現した彼女だが、「彼」に裏切られたという彼女は、もう昔の彼女ではないように思う。
彼女と知り合った当初の私とは違い、体力もだいぶ落ちてきて、特に消化器系はよくない状態。
「胃がん」と宣告された身だが、それは間違いだったが養生しなければならないのには変わりはなかった。
そんな中で、2年ぶりに連絡してきた彼女。
私が、彼女の元彼の態度の悪さに注意したのが2年前。
それを根に持った元彼は、彼女には私に連絡しないようにと言ったそうだが・・・。
二股をするために、私の別の友人を彼が狙ったからだし、彼女にもいってあるのに・・・。
そんなことで、元彼の言うことを聞いたのか?
10代、20代、30代の人間じゃなく、いい年齢の女性なのに・・・?
あきれながらも、今の私には力がないので、もう1人の友人にお願いするしかない。
結果、予定の場所を含めて、予定外の遠方まで行かされ、長時間待たされた。
その日の楽しい日程は全部ダメになってしまった。
友人に予定外のことで迷惑をかけたのを詫びながら、彼女の気持ちが安らぐならばと思ったが・・・。
数日後、また同じ場所に行きたいという。
彼女が私のもとで今年初めて京都にきたのは6月末の、季節はずれの猛暑の日。
帽子も水も持たない彼女が、なんでも一人で行くというので、倒れるのは目に見えていた。
だからこそ、心配して同行したけれど・・・、彼女自身は自分のことで精一杯なのはわかるが、2回目は勘弁してほしい。
迷惑をかけた友人には、同じお願いをするのは、あまりにも厚かましい。
第一、私と友人には何の意味も関りもない場所で、一日を棒に振っている。
私も、彼女と元彼に無視されてきた年月を想えば、勘弁してくれといいたい。
それでなくても、私は3日間というもの彼女に付きっ切りだったので、かなり仕事にも影響がある。
加えて、私の体力はない。
「感謝したから、もう一度・・・」という彼女の願いなどかなえられる私の体調ではない。
それでなくても、2年間、彼のもとへ通ったのだから、2回目は猛暑の季節とわかっているのだから、備えをして、彼女自身で行って欲しい。
母を支えてきた私だが、自分が倒れたときは誰も介護は頼めない環境だから、日頃から気を付けなければならないと自覚している。
だから彼女が望むことはしない。
お願いというよりも、「私だったら、絶対にやってあげる!」と言われても、私はできないことはしない。
自分に余力がないと、他人のお節介はできないのだ。
お願いを快諾しない彼女は怒りだし、他の人に頼んだらしい。
その後、彼女を立ち直らせるように、いろんな話をしながら頑張ったが、全ては裏目にでてしまった。
私の言葉は、全て彼女の脳裏に変換されてしまう。
あれから3か月、もうタイムリミット。
元の彼女は帰らない。
時々、普通になるだろうが、なにかにつけて彼女は私に嫉妬し、「馬鹿にされた」という。
疲れたし、虚しい・・・。
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