婚活なら結婚相談所「ハッピーウイング」で

ハッピーウイングは婚活に悩む方だけでなく、日常のブログとしても反映させていただきたいと思っています。

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独りになりたいと思った季節は、どうしても一人きりになれなかった。


働いて、働いて、眠っているときだけが天国だった。



土日祝日になれば、デートとばかりに人が集う。


その側で、私は昼夜を問わず仕事をしていた。


あの頃は、誰かが私を見染めてくれないか?


仕事ばかりしないで・・・と誘ってくれないだろうか?


そんな人がいないと、私の休日はないのに・・・と、思っていた。



独り暮らしにあこがれていた頃は、まだよかった。


30代に入ると、親が倒れてしまう。


独り暮らしという単語は吹っ飛び、いよいよ休日なんてない。



親は老いて、身体が不自由になり、逝ってしまった。


近所の95歳になる女性。


私の食生活を尋ねてきた。


成り行きとはいえ、今日は煮物を作って持っていった。



感謝はされたが、だからといって継続する気はない。


この人は、たまたま1人暮らしだけれど、子供も孫もいる。


お節介は禁物と、自分に言い聞かず。



本当の独りぼっちになるまで、1人になれなかった。


結局、自分の運命を変えることができなかった・・・そう思った。

花曇り


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お昼に近い午前。


今日は曇りだけれど、朝から洗濯物を干していた。



睡魔が急にやってきて、気がついたら電話が鳴っていた。


「○○です。いよいよ今月に退職します。お世話になりました。」


明るい声だけれど、相手にどういえばわからない。



物心ついてから50歳になるまで、私はこの業界しか知らなかった。


繊維業界は不景気とはいえ、ここまで落ち込むだけ落ち込んだ斜陽産業はないだろう。


以前、母に尋ねたことがある。


どうしても、家業を継ぎたくない、東京に行って、自分なりに適した道を生きてみたいと思っていたからだ。



母は、「衣食住にかかわる産業は、潰れない。まして、うちの仕事はなくならない。」と言われ、その通り、当時は猫の手も借りたいほど多忙だった。



何度か、出てゆく機会をはかったが、極めつけは母が病に倒れたとき・・・。


そこからは、ずっと介護の日々だった・・・。



昼近くに表にでると、近所のご夫妻も外出されるときだった。


退職されたであろうご主人はジーンズ姿、奥さんは着やすそうなワンピース。


バッグには、何か入っていそうだ。



昨日も、今日もお花見に行くそうだ。


平凡な日常。


私には、なかった気がする。


いつも、何かに追われていた。



何気なく、お昼を夫婦で・・・、ピクニック・・・。


それはとっくに諦めた日常。



今の私に必要なのは、終活かな・・・。


春になった・・・、独りだけれど・・・、春は春。

雨の土曜日


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今日は目覚めた時から雨です。



最近、眠るのが遅い分、朝も遅くなります。


でも、眠れなくて困ったことを考えれば、今はマシです。



3月末にもなると、ドラマの殆どが最終回となります。


以前のように楽しみだと思えるものでも、感動したり、泣いたりすることがなくなりました。


加齢になった印なのでしょうね。



介護しながら婚活をしていた日々が、もう以前のように思えるようになりました。


見合い相手を待つために、早めに行って、歩行者の往来を見ていた・・・切ない日々があるからこそ、今の私がいます。



今日は、珍しく会員さんがやってきています。


彼のお申込みをしている間、このブログを書いています。


他の会員の方々は、もちろんスマホか自宅のPCで申し込まれているのですが、


彼の自宅にはPCの環境がないそうです。


仕事がタイトだから、あえて環境を整えないのだそうです。



婚活をしていた頃、婚活アドバイザーになろうなんて、思ってもしませんでした。


トットと結婚相手を探して、サッサと婚活の世界を脱出したかったです。



皮肉にも、ミイラ取りがミイラになったパターンです。



とにかく、お見合いの成功を祈るばかりです。