happy-wingのブログ

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悲しい思い出33

母が薬を飲んでから3日目の朝がきた。


相変わらず目が覚めない母の様態は変わることはなかった。


私は母の顔を見ると、病院の台所へと向かった。


まだ何をどうしたらよいのか、どんなに考えてもまとまることはなかった。


昼前には、弟がやってきた。


また、私は病院の台所に向かい帰ってくると母が目覚めたらしく、弟は母の手をとり喜んでいた。


私は母のそばに行くと母の目の前に自分の手をかざした。


『見える?』と私が母に問うと、母は静かにうなずいた。


それから、母は部屋の周りを眺めだした。


『ここは何処か、わかる?』そう言った私に母の反応が鈍く感じた。


病院のスタッフが滑り込むように病室に入ってきた。


弟が呼びにいってくれたのだった。


「もう、大丈夫でしょう。」と医師は私たちに言った。


母はこの後、眠る以前の反応を取り戻すことはなかった。


医師たちは、母の加齢のせいにした。


数日後、母の身体に変調が起こりだした。