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悲しい思い出19

『数値・・・、そんなに糖尿病の数値が上がっているのですか⁈」私はルンルン先生の質問なのだと思い、ものすごく慌てだした。


そんな私の様子を見たルンルン先生は、私に糖尿病の話ではないと言い、落ち着くようにと言われた。


「違うのです!落ち着いて聞いてください。実は血液成分の数値が上がったのです。この病気はご存知のように特効薬がありません。それなのに上がったんです。いったい、何をされてこうなったのですか?」とルンルン先生は私達に告げた。


母と私はお互いに顔を見合わせたが、別に何か特別のことをした覚えがなかった。


それをルンルン先生に伝えると、ここ数日内の病院の中で何をしたのかを思い出してほしいと言われた。


ここ数日・・・、母が貝の味噌汁が呑みたいといったので、病院食以外にあさりの味噌汁を作ったこと・・・、それ以外は・・・!!


『先生、一昨日の夕食時のことですが病院内の台所で、他の患者さんのご家族の奥様から貝の味噌汁を頂戴しました。それ以外に変わったことは・・・。』と私はルンルン先生に言った。


数日前に声をかけられた女性が「主人にもお味噌汁を作ってあげなければ・・・。」と私におっしゃったので、おすそ分けしたのだが、その数日後に、母の病院食を温めるために院内の台所に行った私は、再びその女性と会うことになった。


その際に、「以前のお礼です。」と変わった貝のお味噌汁を頂戴していた。
もちろん、母にお味噌汁を呑ませたので私は貝の形しかわからなかったのだった。


「それだ・・・、それに違いない!!」とそういうとルンルン先生はすごい勢いで病室を去っていかれた。