始めが肝心
仲人をしていると、時々ですが「会員様」と呼ぶアドバイザーがいらっしゃいます。
大切にされているんだなあ~っと思うんです。
私と大違いです。
「うちの会員」て、私は言っています。
会費を支払ってくれる会員さんは、確かに有難いとは思うのですが・・・。
それって、私の場合は運営費に消えています。
システム維持費と交際費です。
システムの中でのお見合いはもちろんですが、いろんなところへ行って人脈を広げています。
おかげさまで、会員人数のわりには成婚数が多いです。
なので、あまり手元にお金が残ることはありません。
数年前、私のところに入会して来たTさん。
「最後の婚活の砦」だと人にいわれてきたそうです。
けれど、入会してみても変わったところはない、ただ仲人がおせっかいというだけ・・・。
これは自分だけでも、特別視をしてもらべきだと思ったようです。
Tさんは、「お金(会費)を払っているのだから、当然に僕はお客ですよ!」と私にいうのです。
私は『へえ~、そうなんだ!私はTさんの事をお客だとは思ったことはないよ⁉そんな扱いを望んでいるの⁇なら、いいんじゃない。他所へ行けば⁈私はかまわないよ。」と言いました。
Tさんにしたら、いつも何も考えていなさそうな私が、まさかそんな答えを私が言い出すとは思わなかったようです。
1時間ほどの電話での話の結果、
「そんなことをいわず、僕の言う事を少しは聞いてくれてもいいんじゃないですか?」
と今度は下からの言い方。
私は『誰に対しても、えこひいきはしません!すべて平等です。』そういって彼のお願いを却下しました。
個人的なわがままをTさんに許せば、結局は彼のためになりません。
ちゃんと契約時に交わした約束は守って頂きますと、彼に念を押したのです。
入会されている方の中には、たまにTさんのような方がいます。
入会説明に1時間以上かけて説明している私にとって、何一つ覚えていないのはあり得ません。
まして、ちゃんと契約書も交わしています。
忘れたなら、いつだって何度でも説明するつもりです。
特別扱いしても、ご縁が近づくわけではないからです。
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