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悲しい思い出12

病院からもらった薬を勝手に調合する日が始まった。


最初は恐々に薬を減らしていった私だが、1、2週間が過ぎるとだんだんと大胆に減らすようになっていた。


検査の結果が薬を減らすことで劇的に悪くなり、もう一度母を諭して、ちゃんと薬を服用させるというのが途中からの私の計画であったが、
薬を少ししか服用しなくなった時点から、血液の数値が横ばい状態となりだしたのだった。


それでも良くなってはおらず、ただ輸血の時期が遅れぎみになりそうだという程度であった。


1か月後、ルンルン先生が病室にやってきて「もう数日でお正月なので、外出してみますか?」といいに来てくれた。


当然ながら母は喜んだが、後でルンルン先生が廊下で私に「今なら外に出れるから・・・。」といった。


母の容態は油断ができない状態であるのには違いなかった。


結局、年末には外出許可は出ず1月3日に日帰りの外出許可がでた。


病気を移されることがあっても、移す力のない母と、そばにいる家族はマスク姿で過ごすことになった。